お庭の蹲(つくばい)

こちらは離れ特別室のお庭にある蹲で、真ん中の水を入れる四角を共有すると、上から時計回りに「吾唯足知」(われただたるをしる)と読めます。
龍安寺にある有名な蹲の写しで、「知足の者は貧しいといえども富めり、不知足の者は富めりといえども貧し」という禅の言葉からきているようです。
今日の満足を知らなければ、明日の満足を知ることは出来ない。今日の満足を知ることによって、次が始まる。
禅問答のようで考えれば考えるほど深くく、人それぞれに色々な解釈が出来る言葉だと思います。

そんなお庭を眺めながら、圓堂でのお食事はいかがでしょうか。